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2024.02.15[THU] GAME

<NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE2023-24第6節 試合結果>

平素はマツダスカイアクティブズ広島(以下、SA広島)の活動にご理解・ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
先日行われましたNTTジャパンラグビーリーグワン2023-24第6節、日野レッドドルフィンズ(以下、日野RD)戦の試合結果をご報告します。

■試合概要
開催日時 : 2月11日(日)14:30キックオフ
開催場所 : AGFフィールド(東京都)
試合結果 : SA広島 12 – 61 日野RD
《試合詳細》 : https://league-one.jp/match/25698?t1=2
《ハイライト動画》:https://league-one.jp/video/414

■試合内容
前節の”広島ダービー”(中国電力レッドレグリオンズ)でディビジョン3全チームと対戦した1クール目は、2勝2敗のタイとなったSA広島と、今シーズン全勝の首位を走る日野RDとの対戦となりました。前節のプライドを賭けた試合で試練を与えられたSA広島は、その問題から逃げずに、向かっていくことを決めたこの2週間。チームとして考えたこと、チームとして準備してきたこと、チームとして行動できるか試される大事な一戦。ビジターの地で1月6日の日野RD戦(17-61)からの雪辱はもちろん、チームがどれだけ成長しているか今後の進むべき方向を担う一戦となります。

SA広島は、前節の布陣から8番:鈴木選手(人事厚生・施設G)11番:亀井選手(PT素材技術G)、コンディションが上がってきたキャプテン15番:﨑口選手(市場戦略G)の3名を先発起用します。

         【今シーズン初先発15番:﨑口選手】                 【先発復帰した8番:鈴木選手】

試合前は雲の間から陽射しが差し込む暖かい天候でしたが、KO時にはどんよりした雲となり独特の雰囲気でSA広島のキックオフで試合が始まりました。試合開始5分、SA広島のノックオンオフサイドのペナルティーから、個々、チームとして統制されている判断の良さ、フィジカルの強さ、チームとしてのトライをとる精度・質が高い日野RDが、そのままタップキックから仕掛けます。SA広島は一瞬の隙をつかれてトライを奪われます。(0-7)
開始早々に足をすくわれるトライを許したSA広島は、ボールを保持しながら戦いますが、日野RDのディフェンスに押し戻され、攻め手を欠きます。ピンチからチャンス、チャンスからピンチになるように、攻め手を欠いたSA広島は、ここから日野RDの一人目の攻撃が有効になるよう組織立っている日野RDのラグビーに飲み込まれます。全てのプレーがトライへの布石のように日野RDは攻撃を仕掛け、前半17分、NZ代表、トンガ代表にも選ばれている13番:オーガスティン・プル選手を止められず、最後は20mのロングパスがとおり0-14となります。勢いに乗った日野RDは、23分、30分と立て続けにトライを奪い、前半は完璧に近い日野RDのペースで前半を折り返します。(0-28)

      【意思統一をはかるフィフティーン】                【攻撃のタクトを振るう21番:後藤選手】

攻撃を活性化させたいSA広島は、18番:金山選手(生産調達物流G)21番:後藤選手(法人・職域営業部)を後半すぐに投入します。少しずつリズムが生まれてきたSA広島でしたが、後半10分、日野RDの連続攻撃をとめられず0-33となります。一矢報いたいSA広島は、自陣ゴール前ディフェンスから10番:ボーディン・ワッカ選手(総務部)が相手ボールをインターセプトし、7点を返します。(7-35)その後、14番:中村選手(用品企画開発G)がトライを奪うものの、日野RDに後半だけで5本目のトライをとられ、最終スコアは12-61で敗戦となりました。

      【トライを目指す:10番ワッカ選手】                   【モールで押し込むFW陣】

相手チームと比較することはしたくないが、1月6日からのこの1か月、チームとして成長し1戦1戦の反省・課題を克服しながら、次のチャレンジに向かっているチームとの差がでた試合内容だったと思います。
1戦目、2戦目の得点(50点差)が物語っているように、チームとしての力差はあったかもしれない。しかし、個々のメンバーをみても相手に引けを取っているとは到底思えない試合運びだったと思う。得点差、勝敗以上にチームとしての統制・一体感がこの1か月で開いてしまった感は否めない。見ている人に気持ちが通じるラグビーが出来たか、SA広島のラグビーは何を目指しているのか、SA広島のトライを取る過程の道標はあるのか、それを今一度見つめ直し、次戦”広島ダービー”でしっかり結果が残せるように準備を行っていきたいと思います。

次節は、リベンジマッチとなる中国電力レッドレグリオンズ戦となります。前回の借りを返すためにも、スカイアクティブズ広島のファミリー(SA広島のファンの皆さま、パートナーの皆さま、マツダ社員の皆さま、応援団の皆さま)の皆さまの声援が必要となります。ぜひ会場にお越しいただき、熱い応援宜しくお願い致します。

■ゲームを振り返って
金山選手
序盤から攻守ともに日野RDのアグレッシブなプレーに差し込まれ、最後はミスで相手にチャンスを渡し、勢いを与えてしまったのが敗因だと感じました。多くの課題が残る試合となりました。課題を克服するためにチームの強みは何かしっかり共有を行い、全面に強みがだせる戦い方を築きあげていきたいと思います。落ち込む前にやり切ることを考えて、次節に向け準備していきたいと思います。
後藤選手
今回の試合はレギュラーシーズン2周目の初戦で、前よりも今、今よりも今後につながるラグビーができるかどうか大事な試合でした。その中で、是が非でも白星スタートを切りたく臨んだ試合でしたが、悔しい結果となってしまいました。いつも応援してくださっているサポーターの皆さまの想いとは違う結果となり、申し訳ございません。
全ての面において日野RDに主導権を握られ、本来のスカイアクティブズ広島らしいラグビーが出来なかったことが敗因です。ただ、一喜一憂している時間はなく、次の試合はすぐにやってきます。限られた時間の中で、最大限のパフォーマンスがでるチームになるためにも、日々の練習から精進して参ります。

《カメラマン》
大竹 文隆(カスタマーサービス本部 技術サービス部 技術情報G)
プレー画像:https://www.skyactivs.com/gallery/31.html

■NEXT GAME INFORMATION🏉 (JAPAN RUGBY LEAGUE ONE第7節)
  開催日時 : 2024年2月25日(日) 14:00キックオフ
  開催場所 : バルコムBMWスタジアム(広島県)
  対戦相手 : 中国電力レッドレグリオンズ
  ※試合は、以下で放送されます。
  Jスポーツ オンデマンド:2024年2月25日(日) 13:55~16:00(生放送)

■中国電力レッドレグリオンズ戦にむけての意気込み
大竹選手
前回(1/27)の中国電力さんのゲームでは選手、サポーターの皆様含めて大変悔しい結果となりました。
攻撃力のある中国電力さんは大変手強いので、FWのセットプレイからプレッシャーを最後の笛がなるまで与え続け、1点差で負けた1点の重みをはね返したいと思います。
勝利までの準備を怠ることなく、常に全力を出し切り、笑顔でノーサイドを迎えたいと思います。
マツダスカイアクティブズ広島の応援よろしくお願いいたします!!GO WITH!!
亀井選手
広島をスポーツ・ラグビーの力で【HIROSHIMA UN1OOOON】を掲げた、広島ダービー2戦目。1戦目の悔しさは勝利以外消えることはありません。中国電力さんも徐々にチーム力があがってきており、スカイアクティブズ広島も一つ成長するためにも、決戦までの準備が本当に大事になってきます。
一つのプレーに拘り、チームで勝てるように準備を進めていきます。
必ず皆様の前で勝利をしますので、ビジターとなりますが、会場にお越し頂き応援の程、よろしくお願いします。

以上

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