平素はマツダスカイアクティブズ広島(以下、SA広島)の活動にご理解・ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
先日行われましたNTTジャパンラグビーリーグワン2023-24第12節、中国電力レッドレグリオンズ(以下、中国RR)戦の試合結果をご報告します。
■試合概要
開催日時 : 4月6日(日)14:30キックオフ
開催場所 : バルコム BMW Stadium (広島県)
試合結果 : SA広島 43 – 22 中国RR
《試合詳細》 : https://league-one.jp/news/3157
《ハイライト動画》: https://league-one.jp/video/469
■試合内容
前節の清水建設江東ブルーシャークス戦では、皆さんに誓った『D2昇格』を口にしたチームとは思えない、本当にディビジョン2昇格を狙っている戦う姿勢になっていたのか。屈辱的な負けを受けたチーム(SA広島)と、ディビジョン2昇格を既に決めている日野レッドドルフィンズに前節、引き分けを演出するなど、試合毎にチーム力が上がってきている、中国電力レッドレグリオンズとの一戦。
チームの目指す方向性が明確に見えてない中、何が出来るのか今一度見つめ直した1週間を過ごしたチームは、スカイアクティブズ広島に関わる全ての人に、スカイアクティブズ広島の覚悟と、これから進むべき道を示すため、今までの想いをチーム全員で共有し、想いを一つにすることだけに、中国RRに挑む決意を行いました。
目の前のことから逃げない、ジャージを着る覚悟、ラグビー選手としてのプライド、試合に出場する、しないに関係なく、皆で戦う姿勢を取り戻すために、今回の試合テーマは「勝つ」、それ以上でもそれ以下でもない。
「勝つ」だけ、己自身にも、相手に対しても、どんな時も、「勝つ」想いだけで挑むと決めたチームは強かった・・・
【ともに戦う仲間の応援を受けアップ場へ】
同じ広島を拠点とする良きライバルチーム中国RRと共に、「HIROSHIMA UN1000ON(広島ユニオン)」を立ち上げ、“3試合で来場者数10,000人を目標としたプロジェクトを企画しました。(これまでの2試合合計5,075人)
スカイアクティブズ広島のファミリー(SA広島のファンの皆さま、パートナーの皆さま、マツダ社員の皆さま、応援団の皆さま)の皆さん、共創企画に参加して頂いた皆さんと、共にラグビーを盛り上げた中国RR関係者の皆さんのお陰で、当日は約5,000名のお客様を迎え、3試合計10,000人の達成! SA広島の最多来場者数 & D3観客動員数過去最高記録を更新するなど、記録ずくめの1日となりました。
会場イベントは、両チームと石見智翠館高校女子ラグビー選手とのラグビー体験コーナーや、特設ステージ広場は秀樹と吾一によるSA広島応援歌、瀬戸内&桜が丘高等学校チアダンス部様の演を楽しみました!!
【ラグビー体験ステージ】 【秀樹と吾一出演SA広島応援歌 熱唱】
SA広島は、前節の布陣から1番:小栁選手(商品開発企画部)、2番:横尾選手(購買管理部)、3番:高見選手(第3PT製造部)、4番:田中選手(調達在庫・供給管理G)、11番:金丸選手(VEセンター)の5名を先発起用します。
【オープニングパフォーマンス:選手応援メッセージ】 【花道:選手家族と勝利の女神ドルフィンズ】
全ての演出が光り輝くさまとなり、SA広島に勇気と力を与え、桜花爛漫の候、SA広島のキックオフで試合が始まりました。ともに「勝つ」想いを持った仲間に見送られながら勢いよく飛び出したフィフティーンでしたが、開始2分に中国RRに先制を許し0-7となります。しかし、この試合のテーマは「勝つ」想いに奮い立たされたチームは、動じません。
前半8分に認定トライ(相手の反則がなければトライになっていた場合に認定されるトライ)で同点としたチームは、続けて逆転のトライを生みます。ゴール前の攻防をこの日先発となった3番:高見選手が抉じ開け、14-7とします。
【トライを奪った:3番高見選手】 【攻守に躍動した:13番北島選手】
その後、中国RRに自陣ゴール前ラインアウトからサインプレーを決められ14-12となります。しかし、今日のSA広島は闘志が漲ります。試合週に決めたテーマ「勝つ」、皆で声を張り上げて歌った部歌、皆の前で決意を述べて熱くなったタックル、ジャージに込めた想い、感謝の言葉、一人じゃない仲間がいる、皆がいる、全ての人が支えてくれている想いを感じる1週間を過ごした熱は、時間を増すごとにチームを熱くします。
前半30分、9番:後藤選手(法人・職域営業部)、12番:ジェイコブ・アベル選手(総務部)の両選手でチャンスを作り、最後は14番:中村選手(用品企画開発G)がトライを奪い、21-12でリードを渡しません。前半終了間際にも、8番:テヴィン・フェリス(総務部)のオフロードパスを受けた11番:金丸選手がトライを奪い26-15で前半終了とします。
【チームを鼓舞し続けた:8番テヴィン選手】 【トライを決める:14番金丸選手】
ハーフタイムイベントでは、「瀬戸内&桜が丘高等学校チアダンス部」の皆さんが、選手への後押しとなる『元気』と『勇気』を、そして見に来てくださいましたお客様にも『元気』をお届けするアクロバティックなパフォーマンスを披露しました。
【ハーフタイムイベント:瀬戸内&桜が丘高等学校チアダンス部の皆さん】
必ず「勝つ」というその一つの想いだけで、チームが変わる言葉を背負い、後半もSA広島の勢いは止まりません。
後半開始6分、敵陣22m付近まで前進したチームは、そこからBKへボールを展開し、13番:北島選手(基盤業務システムG)からパスを受けた11番:金丸選手がこの日2本目のトライを奪い31-15と想いを繋ぎます。
更に14分、この日「Player of the match」に選出され、FWを一つに纏め、チームの変化を怖がらず前向きな姿勢でチームを引っ張り続けた7番:芦田選手(ビジネス基盤推進G)が勝負を決するトライを奪い38-15とします。
勝つ想いは、ノーサイドのホーンがなるまで走り続けたフィフティーンは、後半終了間際、敵陣ゴール前でFW一体となり、最後は途中出場の19番:野田選手(会計G)がトライを奪い、43-22でノーサイドとなりました。
(「Player of the match」を獲得した芦田選手、プレゼンターは広島ドルフィンズの選手)
チーム全体で表現した「勝つ」想いに応えた気迫溢れるプレーは、会場および画面越しで見ていただいた方に「感動と興奮」をお届け出来たのではないかと思います。「勝つ」この想いが、全ての人に伝わった試合であり、言い訳なしで臨んだチームは生まれ変わりつつあります。
勝敗に関係なく、この姿勢を常に望んでいたスカイアクティブズ広島のファミリー(SA広島のファンの皆さま、パートナーの皆さま、マツダ社員の皆さま、応援団の皆さま)の皆さんに、お届けできたこと嬉しく思うとともに、この姿勢を残り2戦にどう繋げていくのか楽しみであり、チームが試される時にあります。皆さんに誓った『D2昇格』を忘れることなく、精進していきます。
次戦は、スカイアクティブズ広島の初開催となる地、山口県 維新みらいふスタジアムです。
当試合は、ともに挑むことを決めた山口マツダ様がマッチデーパートナーとして協賛・運営をしてくださる試合となります。是非、会場にお越し頂き、多くのイベントを実施しますので、お楽しみください。
また、ディビジョン3で唯一負けなしの強豪日野レッドドルフィンズとの対戦になります。勝利に向け/入替戦出場に向けスカイアクティブズ広島のファミリー(SA広島のファンの皆さま、パートナーの皆さま、マツダ社員の皆さま、応援団の皆さま)の皆さまの声援が必要となります。ぜひ会場にお越しいただき、熱い声援よろしくお願いします。
■ゲームを振り返って
キャプテン﨑口選手
前節の試合で大敗を受け、この1週間はもう一度自分たちを見つめなおし絶対「勝つ」という想いだけを持ち続けることに拘りました。チームとして今年一番のいい状態で試合に臨むことができました。そのおかげで試合80分間通して、お互いのコミュニケーションは途切れることはなく、「勝つ」想いに拘り通せたことが勝利につながったと思います。この気持ちを忘れることなく、D2との入替戦に進むためにも、残り2戦ともに戦います。
高見選手
チームとしていい流れにするために、スカイアクティブズ広島としてのプライドを取り戻し、選手・スタッフ、スカイアクティブズ広島を応援してくれる皆さんと共に一丸となって挑んだこの一戦。我々にとって大きな勝利を手にすることが出来たことよりも、チームが一体となったことがスカイアクティブズ広島として成長できたことが嬉しく思います。
残り2戦、入替戦に行くためにスカイアクティブズ広島一丸として戦っていきます。
《カメラマン》
大竹 文隆(カスタマーサービス本部 技術サービス部 技術情報G) プレー画像:https://www.skyactivs.com/gallery/36.html
■NEXT GAME INFORMATION🏉 (JAPAN RUGBY LEAGUE ONE第14節)
開催日時 : 2024年4月28日(日) 14:00キックオフ
開催場所 : 維新みらいふスタジアム(山口県)
対戦相手 : 日野レッドドルフィンズ
マッチデーパートナー:山口マツダ様
※試合は、以下で放送されます。
Jスポーツ オンデマンド:2024年4月28日(日) 13:55~16:00(生放送)
■日野レッドドルフィンズ戦にむけての意気込み
小栁選手
日野RDは既にD2昇格(D3で負けなし)を決めており、手強い相手になります。我々もまだまだでありますが中国RRで戦う姿勢、強さを魅せれたと思います。この想いのまま日野RDにすべてをぶつけて勝利します!!
その為に質の高いコミュニケーションと早い準備が出来るよう練習から精進していきます!! 『勝つ』!!
中村選手
日野RDに勝利し、最終戦を前に入替戦の切符を勝ち取りたいと思います!!ここまでの2戦は厳しい戦いとなっていますが、前節の様に選手/スタッフ/サポーターでOne Teamとなれば、SA広島は強い。
勢いをつけて入替戦に臨めるよう、皆さんの応援をお願い致します。
以上