
平素はマツダスカイアクティブズ広島(以下、SA広島)の活動にご理解・ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
先日行われましたNTTジャパンラグビーリーグワン2022-23、クリタウォーターガッシュ昭島戦 (以下、WG昭島)の試合結果をご報告します。
■試合概要
・開催日時 : 2月18日(土) 13:00キックオフ
・開催場所 : Balcom BMW Stadium (広島県)
・試合結果 : SA広島 38 – 5 WG昭島
《試合詳細》 :https://league-one.jp/match/24125?t1=2
《ハイライト動画》:https://league-one.jp/video/249
■試合内容
待ちに待った今シーズンのスカイアクティブズ広島の『初勝利』。皆さんと共にホスト・広島の地で、地域団体様との共創活動でチームに勢いを与え、その声援に応えた選手がエキサイティングなゲームをし、会場は歓喜の渦になったのではないでしょうか!!
第3節(1/8)ビジターゲームでWG昭島に惜敗していますが、自分たちが目指しているラグビーがどれだけできるか、新加入選手と現戦力の融合でどこまでチームが変わっているか、楽しみな一戦となりました。
SA広島は、満を持して7人制日本代表となった大内錬選手(14番:地域リレーショングループ)、期待の新加入選手のジェイコブ・アベル選手(9番:人事厚生 施設グループ)が初先発しました。
また、もう一人の新加入選手ジェームズ・コンブリック選手(18番:人事厚生 施設グループ)はリザーブからの登録となりました。

時折雨が降る中、WG昭島のキックオフで試合が始まりました。序盤からチームの戦術であるランニングラグビーを遺憾なく発揮してくるWG昭島に対して、SA広島は身体を張ったディフェンスで、WG昭島のランニングラグビーを封じます。すると前半8分、中野選手(6番:車体技術部)がラインブレイクしゴールライン付近でポイントとなったところ、最後は、この試合すべてにおいて高い質をみせた新加入選手のジェイコブ・アベル選手がトライを取りチームに勢いを与えます(7-0)。さらに前半18分、WG昭島陣22m付近からペナルティゴールを狙い10-0と点差を広げます。その後、WG昭島はラインアウトから FW一体となったモールを組まれ、トライを許します(10-5)。
しかし、この日はSA広島のラグビーがいつもと違います。相手のお株を奪うような鮮やかなオフロードパス(=タックルを受けながら味方にパス)で前進し、ロックラン・オズボーン選手(5番:人事厚生 施設グループ)から最後は武田選手(2番:ASEAN事業室)がトライ(17-5)、前半終了間際にペナルティゴールも成功し、20-5で前半を折り返します。

今シーズン勝って折り返すことのなかったSA広島は、前半の勢いそのままに、立ち上がり2分、12分に相手の反則からペナルティーキックを決めて26-5とし、着実に勝利に向かっていきます。
更にSA広島は21分、26分と武田選手が試合を決定付けるように、この日3トライ目・ハットトリックとなるトライを決めて、38-5でノーサイドとなりました。

開幕戦から厳しい戦いが続いていましたが、やっと勝利を手繰り寄せることが出来ました。足元が悪い中、会場にお越しくださった社員、ファン、パートナーの皆様に初勝利をお届けできた、そしてチームとして大事な一歩を踏み出せた瞬間でありました。まだ険しい道のりは続きますが、この踏み出せた一歩を迷わず進み、2週間後のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦で更に高みを目指します。
チームに新しい風が吹き込まれ、成熟していくチームへと変貌しますので、引き続きマツダスカイアクティブズ広島への応援を宜しくお願い致します。

■ゲームを振り返って
中野選手コメント
開幕戦から敗戦が続きましたが、ホスト広島開催で、ファンの皆さんと共に初勝利の喜びを分かち合えたことをとても嬉しく思います。
今までの敗戦から学んだことをグランドで表現すること、選手一人一人が80分間役割を全うし、ハードワークを続けたことで勝利をすることができました。
この勝利に満足することなく次節も皆さんに「勝利」をお届けできるように、勝った試合の中でも課題と修正をチーム内で共有し、良い準備をしていきます。
引き続き熱い応援を応援よろしくお願いします。
大内錬選手コメント
今シーズン、7人制代表合宿、遠征等でスカイアクティブズ広島の活動が十二分に出来ておりませんでしたが、人生の中で貴重な経験、チャレンジをさせて頂いたチームへの恩返しと、成果をみせるために自分の持てる力を発揮しようと思っておりました。
チームで勝つ準備と課題にあがっていた、エリアマネージメントやディフェンスを修正したことで、勝利できたと思います。また、チームとしても個人としても、スカイアクティブズ広島でリーグワンデビューを飾り、勝利する結果となり、嬉しく思います。
次節、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦に向け、より一層勝つための準備をしていきますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いします。
《カメラマン》
佐々木 和彦 (技術本部 ツーリング製作部 第 1 製作課 第 1 製作係)
大竹 文隆 (カスタマーサービス本部 技術サービス部 技術情報G)
■NEXT GAME INFORMATION🏉 (JAPAN RUGBY LEAGUE ONE第9節)
・開催日時 : 3月4日(土) 14:00キックオフ
・開催場所 : 福山通運ローズスタジアム (広島県)
・対戦相手 : NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
※試合は、以下で放送されます。
Jスポーツ オンデマンド:2023年3月4日(土) 13:55~16:00(生放送)
■NTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦にむけての意気込み
野田選手
今シーズン、ようやく勝利することができ、たくさんの応援をありがとうございました。
この勝利に浮かれることなく、一戦一戦、自分たちのラグビー・役割を全うし、どんな相手に対しても質の高いラグビーができるように精進していきます。
まだまだ6戦中の1勝目。今までの悔しさを巻き返すため、次節も勝利をお届け出来るように、BYE WEEK期間(試合の無い週)を活用し、チームでしっかり準備していきます。
引き続きスカイアクティブズ広島の応援をよろしくお願いします。