
平素はマツダスカイアクティブズ広島(以下、SA広島)の活動にご理解・ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
先日行われましたNTTジャパンラグビーリーグワン2022-23、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦 (以下、RH大阪)の試合結果をご報告します。
■試合概要
・開催日時 : 3月4日(土) 14:00キックオフ
・開催場所 : 福山通運ローズスタジアム(広島県)
・試合結果 : SA広島 24 – 72 RH大阪
《試合詳細》 :https://league-one.jp/match/24165?t1=2
《ハイライト動画》:https://league-one.jp/video/268
■試合内容
SA広島のホストエリアとなる広島県の中で、ラグビーの活動が盛んな地域である福山市で初めてリーグワンの公式試合を開催しました。SA広島スタッフは、新たな挑戦に向かう楽しみと、少しの不安を抱えながら福山市の皆さんと共に会場を作り上げることができました。
福山市の全面バックアップをはじめ、パートナー様、会社関係者のお蔭で、1,200名のもの方がご来場くださいました。SA広島は前節同様に快勝できるのか、楽しみな一戦となります。又、当日は試合前のSA広島選手(OB含)によるラグビー教室の実施、山手町はね踊り保存会様による広島県指定無形民俗文化財に認定されている「はね踊り」の演舞、ハーフタイムにはダンスチーム(Vividebox様)によるパフォーマンスで大いに盛り上がりました。 キックオフイベントは、福山市 枝広市長が始球式(ボールプレゼンター)を務めてくださいました。寒さのなかにもほんのり春の気配を感じる心地よい空気の中、SA広島のキックオフで試合が始まりました。
前節に勝利したWG昭島戦と同じようにSA広島が先制点をあげます。敵陣22m付近のスクラムからBKのサインプレーが見事に決まります。李選手(11番:人事厚生 施設グループ)がラインブレイクし、最後は笹岡選手(14番:購買管理部)がトライを奪います(5-0)。

(笹岡選手のトライを祝福するフィフティー) (今シーズン初出場_後藤選手)
しかし先制点後、RH大阪は強みであるフィジカルを全面に出し、SA広島はその勢いを止められません。前半9分に同点トライを奪われます(5-5)。試合は始まったばかり、振出しになっただけの状況からSA広島のリスタートキックオフの直後、SA広島にとって非常に厳しい状況となります。決して故意ではないのですが、ラグビーの中で一番重い反則となるハイタックル(=ボールを持ったプレイヤーの肩より上にタックルをしてしまう反則)を犯してしまいます。この反則がレッドカードとなり反則を犯した選手は退場、一人少ない14人で残り70分を戦うこととなります。試合巧者のRH大阪は数的有利を活かし、SA広島の裏へのキック、早いパスと試合を優位に進め、5-36でハーフタイムとなります。
後半もRH大阪は、前半と同じようにSA広島の背後にキックを狙い、SA広島の陣地に入ってはFWでSA広島の選手を寄せて、最後はBKがワイドに展開しスコアを重ねていきます(5-53)。
一矢報いたいSA広島は、イシレリ・マヌ(20番:人事厚生 施設グループ)を投入します。ラインアウトから イシレリ・マヌを中心にモールを組み、最後はディビジョン3トライランキング1位の武田選手(2番:ASEAN事業室)がトライを奪い10-53とします。
勝敗は既に決していましたが、来場してくださった多くの皆さんの心に響くラグビーを続けるため、試合終了のホイッスルが鳴るまでSA広島は諦めません。今シーズン初出場となる後藤選手(21番:法人・職域営業部)がチャンスを演出し、後半23分、後半38分にトライを奪い、24-72でノーサイドとなりました。

(D3トライランキング1位_武田選手) (闘い終えたフィフティー)
残念ながら今節12トライを取られ完敗となりました。しかし不利な状況であっても果敢に攻め込み、自分たちのラグビーを信じてやりきることでトライという結果がついてきたことは、今後の試合に繋がると思います。
次節はビジターゲームとなる、中国電力レッドレグリオンズ戦(広島ダービー)です。個人の規律をチームでカバーする、個の力を十二分に発揮しチームワークを最大化させるという、SA広島のラグビーを魅せたいと思います。限られた時間の中で、しっかりとやるべきことを考え、負けられない一戦に臨みます。
開幕戦のリベンジ果たすためにも皆さまの声援が必要となりますので、ぜひ会場にお越しください。
引き続きマツダスカイアクティブズ広島への応援を宜しくお願い致します。
■ゲームを振り返って
高見選手コメント
初のホスト試合が福山で開催され、見に来ていただいた方に「勝利」をお届けできず悔しい気持ちですが、試合の入りの部分は相手を上回るパフォーマンスだったと思います。ただ、14人になってしまったあとのリカバリーが出来ず、相手にアタック&ディフェンスともに主導権を握られる非常に厳しい戦いとなりました。
しかし、その中でも成長できているポイント、まだ自分たちに足りない課題が分かったゲームだと感じました。
SA広島の強みを伸ばし、課題を全員で修正し、今後の試合につなげて行きたいと思います。
後藤選手コメント
いつもスカイアクティブズ広島へご支援を賜り御礼申し上げます。
後半戦の巻き返しのために、絶対に負けられない試合でしたが我々の力及ばず惨敗となりました。
皆様が期待されていた試合内容や結果をお見せすることが出来ず、悔しい気持ちでいっぱいです。
今回の敗戦要因を分析し、次節では勝利をお届けできるよう、より一層精進して参ります。
《カメラマン》
大竹 文隆 (カスタマーサービス本部 技術サービス部 技術情報G)
■NEXT GAME INFORMATION🏉 (JAPAN RUGBY LEAGUE ONE第10節)
・開催日時 : 3月12日(土) 13:00キックオフ
・開催場所 : Balcom BMW Stadium (広島県)
・対戦相手 : 中国電力レッドレグリオンズ
※試合は、以下で放送されます。
Jスポーツ オンデマンド:2023年3月12日(日) 12:55~15:00(生放送)
■中国電力レッドレグリオンズ戦にむけての意気込み
永田選手
開幕戦は、中電さんの勝ちたいと思うプレーに受けてしまい、自分達でいい形をつくることが出来ませんでした。
我々は常にチャレンジするチームであります。どれだけ相手よりも勝ちたいかではなく、「相手に勝つ」という強い気持ちが表現できるかが勝利へのキーポイントになると思います。
DIV2との入れ替え戦に進める上位3チームに入るためには、もう負けられない状況です。
サポーターの皆さまと共に戦い、必ず勝利します。
声出し応援も解禁されましたので、会場にお越しいただき熱いご声援のほどよろしくお願いいたします。
重信選手
NTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦は、応援いただいている皆さんの期待に応えることができず、悔しい敗戦となりました。ただ、これまでの試合を通してチームが成長してきていることも実感しています。
中国電力レッドレグリオンズ戦では、個人的に、これまで力を入れてきたセットプレーで圧倒して勝利に貢献したいと思います。チームでは今節の試合で出た課題をしっかり修正し、必ず勝利します。次回の試合は広島で開催されますので、ぜひ会場にお越しいただき、応援の程よろしくお願いいたします!!