
平素はマツダスカイアクティブズ広島(以下、SA広島)の活動にご理解・ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
先日行われましたNTTジャパンラグビーリーグワン2022-23、中国電力レッドレグリオンズ戦 (以下、中国RR)戦の試合結果をご報告します。
■試合概要
・開催日時 : 4月15日(土) 13:00キックオフ
・開催場所 : Balcom BMW Stadium(広島県)
・試合結果 : SA 広島 29 – 25 中国 RR
《試合詳細》 :https://league-one.jp/news/2303
《ハイライト動画》:https://league-one.jp/video/320
■試合内容
『29-25』 今シーズンホストゲーム最終戦は、SA広島の良きライバルチームである中国RRから勝利しました!!前日からの雨の中、リーグワン参戦以来、最多となる約1,900名もの両チームのファンの方が来場くださいました。
当日は、SA広島選手(OB含)によるラグビークリニックやオープニングに幾田バトンスタジオ様、ハーフタイムは広島県瀬戸内高等学校&広島桜が丘高等学校チアリーディング様のパフォーマンスで会場を盛り上げてくれました。
選手入場時には、日ごろの感謝を伝えるべく家族・職場・ファンの方々に花道を飾って頂き、選手を勇気づけてくれました。また、ウィズリーのお友達、バスケットボールBリーグ所属の広島ドラゴンフライズのマスコット『モヒカンアビィ』がボールプレゼンターを務め、試合前から大いに会場を盛り上げてくれました。
先週末の敗戦により入替戦出場(=ディビジョン3上位3チームが出場)に向けて厳しい状況となりましたが、僅かな望みを信じ、勝ち点『5』 (勝ち4点+3トライ差以上で勝ち1点)が必須となる試合です。この大切な一戦に、BKのスターティングメンバーにはジャイコブ・アベル選手(12番:人事厚生 施設G)とテビタ・タイ選手(13番人事厚生 施設グループ)が並ぶ新布陣で挑みます。

(感謝を伝える方々で作られた花道を歩く選手たち) (ボールプレゼンターモヒカンアビィと﨑口キャプテン)
今シーズン1勝1敗で迎えた『広島ダービー』は、SA広島のキックオフで試合が始まりました。
開始3分、中国RRのラインアウトモールからBKに展開され、早々に先制点を奪われます(0-7)。序盤にトライを奪われる、嫌な雰囲気で試合が始まりましたがすぐさまSA広島が取り返します。相手陣22m付近からFWが力強い攻撃で前進し、最後は後藤選手(9番:法人・職域営業部)からパスを受けた中村選手(15番:用品企画開発グループ)が飛び込み、5-7と点差をつめます。

(イシマヌ選手の力強いアタック) (トライを決めた中村選手)
このまま両チームとも試合の流れを渡さないよう、一進一退の攻防が続きます。しかし、徐々に中国RRの闘志あふれるプレー&圧力におされ前半22分にトライを許します。終了間際にドロップゴール(=インプレー中にボールを一度地面につけてワンバウンドしたボールをゴールポストにきめること)を奪われ、5-15で前半を折り返します。

(瀬戸内高等高校&桜が丘高等学校チアリーディング部の皆さま)
後半、巻き返しをはかりたいSA広島でしたが、後半2分に中国RRにペナルティゴールを決められ5-18と差を広げられます。後がなくなったSA広島は、今一度自分たちのラグビーをシンプルにやることを言い聞かせ、ここから奮起します。後半11分、中国RRゴール前ラインアウトからFW一体となるモールを組み、最後はロックラン・オズボーン選手(5番:人事厚生 施設G)がゴールラインにボールをおさえ10-18とします。多くの大声援を背に息を吹き返したSA広島は、続けて、後半17分、ペナルティトライ(=ディフェンス側の故意の反則がなければ、明らかにトライだったとレフリーが判断した場合に与えられる「トライ」)、21分にこの日2本目ロックラン・オズボーン選手(5番:人事厚生 施設G)のトライで22-18と、この試合はじめてリードを奪います。

(最前列で強みをだした重信選手) (チームに勢いを与えた中野選手)
歓喜の勝利を決定づけるトライが欲しいSA広島は後半36分、この日攻守において存在感を魅せた期待の2年目中野選手(6番:車体技術部)がダメ押しのトライを奪い、最終スコアは29-25でノーサイドとなりました。

(「Player of the match」を獲得した中野選手、プレゼンターは広島県工業高等学校ラグビー部の皆さん)
前半は、中国RRの質の高いラグビーで攻守において圧力をかけられたSA広島でした。我慢のSA広島は後半に自分たちのラグビーを信じた結果、勝利をおさめることができました。そして何よりも、この勝利は、職場関係者、パートナー様、ファンの皆さまが会場に駆けつけ、熱い声援で選手の背中を押し、勇気づけてくれた賜物です。
改めて、皆様の熱い声援の力の凄さというものを実感いたしました。
この結果をもって、残念ながら入替戦への出場はなくなりました。しかし昨年7月4日の新チーム始動以降、懸命に練習を重ねてきました。結果以上に、来シーズンへの礎となる試合でした。次節、最終戦に勝利し、今シーズンを締めくくります。引き続きマツダスカイアクティブズ広島への応援を宜しくお願い致します。
■ゲームを振り返って
中野選手
今シーズン1勝1敗の中国電力レッドレグリオンズさんとの広島ダービーかつホスト最終戦。前半は、相手のプレッシャーを受けるかたちとなり、スカイアクティブズ広島らしいラグビーが出来ませんでした。しかし、ハーフタイムに全員で修正ポイントをしっかりと話し合い、後半は先に得点されましたが焦ることなくゲームを進めることができことで、逆転勝利に結びつきました。悪天候の中での開催となりましたが、たくさんのファンの方に会場に足を運んでいただき声援を送っていただけたこと、とても感謝しています。そして皆さんと勝利の喜びを分かち合えたことをとても嬉しく思います。次節も勝利できるよう、しっかりと準備していきます。
大内 空選手
キックオフと同時に中国電力さんの気迫溢れるプレーにおされ、厳しい試合となることは十二分に理解しておりました。しかし、大勢の方々がチームを応援する大声援のおかげで、最終ホストゲームを勝利することが出来ました!!
ありがとうございます。
チームとしては、コミュニケーションをとることの重要性を取り組んできました。そのかいもあって、前半の反省点を後半で修正し、チーム一丸となった戦いが出来た結果がみのりました。
次節もこの勢いそのままに、最終戦必ず勝利し来シーズンに繋げたいと思います。
《カメラマン》
佐々木 和彦(技術本部 ツーリング製作部 第1製作課 第1製作係)
大竹 文隆(カスタマーサービス本部 技術サービス部 技術情報G)
■プレー集:画像URL
https://www.skyactivs.com/gallery/25.html
■NEXT GAME INFORMATION🏉 (JAPAN RUGBY LEAGUE ONE第14節)
・開催日時 : 4月23日(日) 15:00キックオフ
・開催場所 : グローバルアリーナ(福岡県)
・対戦相手 : 九州電力キューデンヴォルテクス
※試合は、以下で放送されます。
Jスポーツ オンデマンド:2023年4月23日(日) 14:55~17:00(生放送)
■九州電力キューデンヴォルテクス戦にむけての意気込み
高橋選手
中国電力レッドレグリオンズ戦は、前半リードされる展開となりましたが、諦めず全員が全力で戦えた事が勝利に繋がったと思います。今シーズンの最終戦は今回の試合以上に、厳しい戦いになります。
ただ、いつも応援、サポートして頂いている皆様に、勝利で感動と感謝を伝えたいと思います。
最後まで全力を出し切り、今シーズンを勝利で締めくくりたいと思います。
李選手
次節、九州電力キューデンヴォルテクス戦は2022-2023シーズンの最終戦です。
個人・チームにおいても本来はもっと上を目指し、もっと躍動でき、もっと皆さんと喜び合っているチームだと思います。勝ち負け以上に、マツダスカイアクティブズ広島らしさが影をひそめ、感動と興奮を与えられる試合は少なかったと思いますが、この最終戦にすべての想いを届けます。
応援いただける皆さんに、ラグビーの楽しさ、時には厳しさ、苦しさすべてをグランドで表現し、覚悟を持って挑みたいと思います。

ホストゲーム最終戦、応援ありがとうございました!!

勝利の歓喜の輪!!

☆勝利のウィズリー☆